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2018年12月12日(水)
紙面県内経済

働く女性の更年期支援 宮崎市・ジュンクオーレ

2018/02/23

 働く女性の活躍をサポートしようと「エステ&スクール ジュンクオーレ」(宮崎市)の日高淳子代表は、更年期症状のサポート事業を行っている。女性の労働力が必要とされる一方で、更年期の症状により仕事に支障を来すことについてはあまり知られていない実態を重視。女性が仕事を続けるための対処方法などについて企業や団体への啓発にも力を入れる。

働く女性の更年期症状への対処方法や啓発に取り組む日高淳子代表

 働く女性の活躍をサポートしようと「エステ&スクール ジュンクオーレ」(宮崎市)の日高淳子代表は、更年期症状のサポート事業を行っている。女性の労働力が必要とされる一方で、更年期の症状により仕事に支障を来すことについてはあまり知られていない実態を重視。女性が仕事を続けるための対処方法などについて企業や団体への啓発にも力を入れる。

 日高代表は2004年に日本人で初めて欧州連合(EU)認定のエステティシャン資格を取得。宮崎市内の美容専門学校の非常勤講師を務めた後、12年にジュンクオーレを開業した。17年には宮崎、鹿児島など南九州で初めて日本エステティック協会の登録教室を開き、エステティシャンの養成も行っている。

 こうした活動の中で更年期に関する顧客からの相談が増えたことや、1986年の男女雇用機会均等法施行後に企業に採用された女性たちが更年期を迎えていることなどから、「働く女性をサポートするためには専門知識が必要」と判断。2017年6月に女性のヘルスケアや、更年期について啓発するNPO法人女性の健康とメノポーズ協会(東京)の「女性の健康検定」に合格。県内で初めて「女性の健康推進員」の認定を受けた。同年7月には県の経営革新計画にも承認された。

 同協会は閉経の時期をはさんだ前後数年ずつの約10年間を更年期と定義。ほてり、頭痛、不安感、めまいなどのさまざまな不調が出る。日高代表は「原因が分からないまま症状によって複数の科を受診することもあり、女性の心理的、時間的、経済的な負担が大きくなる」と指摘する。

 顧客に対しては同協会の資料に基づき、産婦人科での受診や女性ホルモンの補充療法などについて情報を提供するとともに、体調管理のアドバイスも行っている。

 今後は企業や団体などからの相談に応じ、講演なども行う考え。日高代表は「女性の生涯の健康とワーク・ライフ・バランスについての知識を得ることで、女性のキャリアをつなげることができる」と話している。問い合わせは同サロン(電話)0985(27)4738。

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