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2020年1月22日(水)
紙面県内経済

日本郵便も参加 宮交、ヤマト運輸「客貨混載バス」

2018/02/21

 宮崎交通(宮崎市)とヤマト運輸(東京)が2015年スタートした路線バスで人と宅配便を一緒に運ぶ「客貨混載バス」に、20日から新たに日本郵便(東京)が参加した。客貨混載バスの取り組みは全国各地で広がりを見せているが、同じ路線で複数の物流業者が関わるのは全国で初めて。競合関係を超えて協力し、地方路線の維持や相互の運営効率化を目指す。

宮崎交通、ヤマト運輸、日本郵便の3社が共同輸送を行う客貨混載バス

 宮崎交通(宮崎市)とヤマト運輸(東京)が2015年スタートした路線バスで人と宅配便を一緒に運ぶ「客貨混載バス」に、20日から新たに日本郵便(東京)が参加した。客貨混載バスの取り組みは全国各地で広がりを見せているが、同じ路線で複数の物流業者が関わるのは全国で初めて。競合関係を超えて協力し、地方路線の維持や相互の運営効率化を目指す。

 宮崎交通とヤマト運輸は西都-西米良、延岡-高千穂、日向-諸塚の県内3路線で客貨混載バスを導入しており、今回は西都-西米良が対象。

 同路線では通常1日4往復8便(日・祝日は3往復6便)の路線バスのうち、2往復4便(日・祝日は3便)を客貨混載バスとして運行している。このうち平日と土曜日の午後5時に西米良村を出発する1便で共同輸送を始めた。

 日本郵便はこれまで西都市と同村の間で車両2台を使い1日3往復して、集荷や発送を行っていた。共同輸送の導入により必要な車両が1台となり、配達などに当たっていた職員を他の業務に充てられるようになった。利用者へのサービス変更はない。

 共同輸送の開始を祝うセレモニーが同村の村所バス停で同日あり、3社や自治体の関係者らが出席。

 宮崎交通の菊池克賴社長は「同業者の連携が実現できて感無量。競い合う『競争』から共につくる『共創』となり、大きな意義のある日だ」とあいさつ。日本郵便の福田聖輝副社長は「お客さまへのサービスレベルを下げずに効率化が図られた。これからも協力できる部分を探り、取り組みを拡大させたい」と話した。(佐藤友彦)

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