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2020年1月22日(水)
紙面県内経済

カーフェリー新会社移行 国が事業承継認可

2018/02/17

 九州運輸局は16日、本県唯一の長距離カーフェリー航路である宮崎-神戸航路を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市)の事業再生に伴う一般旅客定期航路事業の分割認可を行った。同社の事業を3月1日付で新会社が引き継ぐことを認めたもの。

 分割認可は宮崎カーフェリーと、受け皿会社である「宮崎ひなた」が申請。カーフェリー事業に関係する資産や雇用契約などを宮崎カーフェリーから宮崎ひなたへ承継させることへの認可を求めていた。宮崎ひなたは3月1日付で「宮崎カーフェリー」に商号変更する。

 現在の宮崎カーフェリーは債務超過の状態にあり、更新期を迎えた船舶2隻を新船に切り替える見通しが立っていない。このため、政府系ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)や県、地元経済界などが出資し、新会社によって事業を引き継ぐ。

 新会社は、宮崎カーフェリーが使用している船舶を保有する関係会社「宮崎船舶」から船舶を買い取り、宮崎カーフェリーからは会社分割の手法によって取引・契約関係や従業員、資産・負債を承継し対価を支払う。船舶の代金や分割対価は債権者への弁済に充てられ、宮崎カーフェリーと宮崎船舶は特別清算。新会社は2022年をめどに新船を就航させる計画となっている。

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