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2018年6月19日(火)
紙面県内経済

メリージュ延岡事業譲渡 新会社社長に岩満氏

2018/02/17

 宮交ホールディングス(HD、宮崎市、菊池克賴社長)は16日、約23億円の債務超過に陥ったホテルメリージュ延岡(延岡市)の事業を宮交HDが設立した新会社「エンシティホテル延岡」が譲り受けたと発表した。今後は同HD傘下の宮崎観光ホテル(宮崎市)に運営を委託。新会社の社長には宮交タクシー代表取締役社長の岩満浩氏(62)が4月1日付で就任、新体制となる。

今後のホテルの運営方針などを説明する宮交HDの菊池克賴社長(左から2人目)=16日午後、延岡市役所

 宮交ホールディングス(HD、宮崎市、菊池克賴社長)は16日、約23億円の債務超過に陥ったホテルメリージュ延岡(延岡市)の事業を宮交HDが設立した新会社「エンシティホテル延岡」が譲り受けたと発表した。今後は同HD傘下の宮崎観光ホテル(宮崎市)に運営を委託。新会社の社長には宮交タクシー代表取締役社長の岩満浩氏(62)が4月1日付で就任、新体制となる。

 16日にあったホテルメリージュ延岡の臨時株主総会で承認され、事業譲渡契約を結んだ。新会社への譲渡額は5億5千万円で、金融機関への返済に充てる。宮崎銀行など6金融機関が放棄する債権額は18億円。ホテルメリージュ延岡は特別清算の手続き後、7月ごろ解散する見通し。

 延岡市役所であった記者会見でホテルメリージュ延岡の代理人弁護士が、昨年9月末からスポンサー選定を進めていた経緯を説明。新会社に決めた理由を「宮崎観光ホテルの運営ノウハウと、県内に多業種展開する同HDのシナジー効果が得られる」とした。従業員の雇用は維持する。

 菊池社長は「あらゆる角度から検討後、地域事業として可能性はあると確信した。総力を挙げて県北最高のホテルにしたい」と語った。今後は設備更新や直営レストラン3店舗の運営見直しなどに総額約5億円を投資。2019年度に黒字化を目指す考え。

 ホテルメリージュ延岡は地元有力企業や金融機関など65社の出資で22年前、市内唯一のシティホテルとして設立。リーマンショックや熊本地震などの影響で、婚礼を含め利用者が減少。17年の売上高は約7億円にとどまっていた。

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