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2019年7月19日(金)
紙面県内経済

旭化成、延岡に新工場 ウイルス除去フィルター増産

2017/12/22

 旭化成メディカル(東京)は21日、ウイルス除去フィルターの世界シェアでトップに立つ「プラノバ」の新工場を延岡市に建設すると発表した。世界的な需要増を背景としたもので、新工場によって同市における生産能力は5割増強される。投資規模は数十億円。

 新工場は同市旭町6丁目にある既存工場の隣接地に建設する。延べ床面積は5600平方メートル。2018年4月の着工、19年5月の完成を予定する。

 既存工場と同じセルロール製中空糸型で、生産能力は年4万平方メートル。同市の既存工場と、大分市にある親水化ポリフッ化ビニリデン(PVDF)製中空糸型の工場を加えたウイルス除去フィルターの生産能力は、現在の年9万平方メートルから年13万平方メートルへと増強される。

 ウイルス除去フィルターはバイオ医薬品や血液製剤の血漿(けっしょう)分画製剤などの製造工程に使われ、ろ過の役割を担う。プラノバは1989年に世界で初めて発売されて以降、欧米の大手医薬品メーカーを中心に評価が高く、需要も増加していることから安定供給に向けて新工場の建設を決めた。

 同社は「今後も積極的に研究開発、設備投資を行い、世界のニーズに対応した新製品を生み出していく」としている。

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