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2018年10月23日(火)
紙面県内経済

フュージョン(都城)認定 GAPチャレンジシステム

2017/12/06
 鶏卵生産・販売のフュージョン(都城市、赤木八寿夫社長)は5日、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村での食材提供基準となるGAPの取得に向けた取り組みを評価する「GAP取得チャレンジシステム」の確認済み農場に認定されたと発表した。全国八つの畜産関連企業、農場が中央畜産会(東京)から認定され、県内企業は同社のみで鶏卵生産企業としても全国で初めて。同社は「安全な卵を提供し、販売店や消費者にも安全安心への取り組みを周知したい」としている。

GAP取得チャレンジシステムの認定を受けたフュージョンのGPセンター=都城市高城町

五輪選手村食材提供へ弾み

 鶏卵生産・販売のフュージョン(都城市、赤木八寿夫社長)は5日、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村での食材提供基準となるGAPの取得に向けた取り組みを評価する「GAP取得チャレンジシステム」の確認済み農場に認定されたと発表した。全国八つの畜産関連企業、農場が中央畜産会(東京)から認定され、県内企業は同社のみで鶏卵生産企業としても全国で初めて。同社は「安全な卵を提供し、販売店や消費者にも安全安心への取り組みを周知したい」としている。

 同システムは、企業や農場が食品安全、家畜衛生、環境保全、動物福祉(アニマルウェルフェア)、労働管理、経営の持続性(サステナビリティ)などの項目を自己点検し、同会に申請。同会が審査する仕組みとなっている。同会の認定対象となるのは乳用牛、肉用牛、豚、肉用鶏、採卵鶏の生体と、生乳、鶏卵。

 上位認証の国内畜産向け農業生産工程管理(畜産GAP)と同じ項目数が判定されるが、基準は低いため、GAP取得を目指す企業、農場のステップとなっている。10月中旬に申請の受け付けがあり、11月に同会が審査、聴き取りを実施。同28日に同会が審査結果を公表した。

 同社は採卵用鶏のひなの育成と親鶏用の10養鶏場を新富町と鹿児島県曽於市で展開。県内でGPセンター、液卵工場、加工場2カ所を運営する。アニマルウェルフェアに対応した新富町日置のケージフリー型の養鶏・採卵場や、衛生管理やトレーサビリティー(生産流通履歴)体制の整った流通システムなどが評価された。

 赤木社長は「サステナビリティや食を提供するプロフェッショナルとしての取り組みが評価された。これからは食材の衛生基準を高めることが自社を守ることにもつながる。県産食材のPRにもつながるといい」と話した。

 同社は採卵鶏ひなの生産販売を行うアミューズ(日向市)のグループ中核会社。グループ全体で採卵鶏250万羽を飼育する九州最大級の採卵養鶏の総合企業。グループ会社の南九州エッグシステム(鹿児島県)も認定を受けた。

 このほか、三重県のブランド牛「伊賀牛」の素牛を供給している中林牧場(三重県伊賀市)の宮崎支場(木城町)も認定を受けた。

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