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2018年10月23日(火)
紙面県内経済

宮銀3期ぶり増収減益 17年9月中間決算

2017/11/11

 宮崎銀行が10日発表した2017年9月中間決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比0・6%増の231億8300万円、経常利益は10・1%減の59億5700万円、純利益は12・6%減の39億8200万円だった。3期ぶりの増収減益となったが、経常利益と純利益は過去5番目の高水準。

 企業の合併・買収(M&A)などによるソリューション手数料で役務取引等収益が増えたほか、資金運用収益や株式等売却益が増加した。一方、融資を積極的に推進するため貸倒引当金の基準を改定したことで与信関連費用が増え、減益となった。

 業務粗利益は3・0%減の173億円。資金利益は0・1%増の159億7700万円。役務取引等利益は4・0%増の19億7200万円。経費の減少もあり、本業のもうけを示すコア業務純益は5・6%増の57億3400万円だった。

 貸出金残高は個人、法人向けが伸び、5・6%増の1兆8710億円。地域別では、鹿児島県が18・2%と大きく伸び3227億円。県内は4・8%増の1兆771億円だった。

 預金残高は4・1%増の2兆4587億円。個人、法人ともに堅調に推移した。自己資本比率は貸出金が増加したことから3月末比で0・05ポイント低下し9・64%となった。

 18年3月期の業績予想は、子会社からの特別配当金を見込み、経常収益を460億円から470億円、経常利益を105億円から130億円、純利益を72億円から90億円とそれぞれ上方修正した。2期ぶりの増収増益となる予定。

 平野亘也頭取は「利回りが低下する中、まずまずの数字。地域の金融機関として地元企業の支援を推進し、地方創生に資する経営をしていきたい」と述べた。

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