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2018年10月21日(日)
紙面県内経済

ミニ碁石セット販売 ミツイシ100周年記念

2017/11/10

 蛤(はまぐり)碁石製造販売の黒木碁石店を運営するミツイシ(日向市)は、創業100周年を記念してミニチュアサイズの碁石、碁盤、碁笥(ごけ)セットの限定販売を始めた。希少価値の高い日向市産のハマグリや南九州産のカヤ材など最高級の素材を使用。伝統の技術を結集し、至高の逸品に仕上がっている。

黒木碁石店が販売しているミニチュア碁石セット

 蛤(はまぐり)碁石製造販売の黒木碁石店を運営するミツイシ(日向市)は、創業100周年を記念してミニチュアサイズの碁石、碁盤、碁笥(ごけ)セットの限定販売を始めた。希少価値の高い日向市産のハマグリや南九州産のカヤ材など最高級の素材を使用。伝統の技術を結集し、至高の逸品に仕上がっている。

 セットの碁石は直径約8ミリ、厚さ3ミリ(通常直径約22ミリ、厚さ約11ミリ)、碁盤は縦175ミリ、横165ミリ、厚さ60ミリ(縦460ミリ、横430ミリ、厚さ約200ミリ)で通常の約3分の1のサイズ。

 碁石は同社が長年保管していた同市産のスワブテ貝(ハマグリ)を、同社の職人たちが手作業で削りだした。また、碁盤と碁石を入れる碁笥には日向榧(ひゅうがかや)を使用。碁笥はろくろ工芸品の県伝統工芸士・西川嵩氏=都城市=が製作した。碁盤は柾目(まさめ)が美しく出ており、目盛りの細かさ、脚の造形まで、正寸の碁盤に遜色なく仕上がっている。

 限定100セットで価格は33万3千円。セットには日向榧製の銘板、金屏風(びょうぶ)、碁笥袋、展示用のアクリルケース、キリ製の献上箱も含まれる。

 黒木宏二社長は「正規サイズの碁石を削るだけでも大変な技術が必要。一切妥協せずに仕上げた。100年の節目にふさわしい品質と風格を兼ね備えている」としている。

 同社は1917(大正6)年に創業。国内需要の減少から国内は同市内の3社のみの製造となっている。同社は海外輸出にも力を入れている。

 問い合わせは同店(電話)0982(54)2531。

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