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2018年10月21日(日)
紙面県内経済

台北線、来春週3往復へ 需要戻り再増便

2017/11/08

 熊本地震の影響で昨年10月から減便されているチャイナエアライン(台湾)の国際定期便・宮崎-台北線について、同社が来春に再増便する方向で調整を進めていることが7日、分かった。現在は週2往復運航されているが、正式に決まれば減便前の週3往復体制に戻り、回復基調にある台湾からの訪日客のさらなる増加が期待できそうだ。

 複数の関係者によると、10月下旬に同社の最高幹部が本県側に再増便の意向を伝えたという。実施時期は来年3月が有力で、早ければ今週中にも正式発表される見通し。

 県総合交通課によると、宮崎-台北線は月、水、土曜日に運航されていたが、熊本地震による九州への来客数の減少で、昨年10月末から月曜日の運航を取りやめている。昨年度の利用者数は2万6482人で、前年度比7122人(約21%)減少。搭乗率は64・9%で同4・4ポイント減った。

 本県のさらなる国際化と台湾との交流拡大には便数の回復が欠かせないとして、本年度に入り河野知事や県議会の代表らが直接同社トップに面会するなどして再増便を要請してきた。

 熊本地震発生から1年が過ぎて台湾からの訪日客数は回復しつつあり、同線の今年4~10月の平均搭乗率も81・7%と高水準を維持。同社は旺盛な需要を踏まえて、再増便を判断したとみられる。

 同課によると、週3往復体制に戻った場合はツアーの日程が組みやすくなり、本県、台湾双方からのさらなる利用促進が期待できるという。同社は「現在関係機関と調整中でコメントできない」としている。

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