みやビズ

2019年10月18日(金)
紙面県内経済

人口減、外の力取り込め 日経・岡田社長訴え

2017/11/03

 2017宮日講演会(宮崎日日新聞社主催)は2日、宮崎市の宮日会館で開き、日本経済新聞社の岡田直敏社長(64)=門川町出身=が「人口減少社会を生き抜くヒント」と題して講演した。満席となる約250人が参加。岡田社長は人口減少が進む中、外部の力や先端技術を活用することで新たな地域や社会の姿を描き出す挑戦を促した。

人口減少が進む中、地域の豊かさを保つために思い切った発想や挑戦を求めた日本経済新聞社の岡田直敏社長=2日午後、宮崎市・宮日会館

 2017宮日講演会(宮崎日日新聞社主催)は2日、宮崎市の宮日会館で開き、日本経済新聞社の岡田直敏社長(64)=門川町出身=が「人口減少社会を生き抜くヒント」と題して講演した。満席となる約250人が参加。岡田社長は人口減少が進む中、外部の力や先端技術を活用することで新たな地域や社会の姿を描き出す挑戦を促した。

 岡田社長は外部の人材やノウハウ、資金といった資源を貪欲に取り込む重要性を説く中で、日南市が外部の人材を登用し、企業誘致などによって中心市街地を活性化させている事例に注目。「面白いのは、(立地した企業を核に)地域の課題解決に向けた次の展開が生まれていることだ」とし、東京から同市に進出したIT企業が、医師がテレビ電話などを使って患者を診る遠隔診療の実験を医師不在の地区で始め、その試みが西米良村にも広がっていることを挙げた。

 また、近い将来には自動運転車や小型無人機「ドローン」、人工知能(AI)などの進歩によって過疎集落での生活が守られたり、住む場所を選ばない仕事が広がったりする可能性が高いと説明。地方こそ先端技術の活用に積極的であるべきだとした。

 最後に「人口減少社会にあって地域の豊かさを保つには、現状を何とか守ろうというのではなく、思い切った発想で新しいことに挑戦することだ」と訴えた。

アクセスランキング

ピックアップ