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2018年8月20日(月)
紙面県内経済

高鍋に複合型新工場 デイリーマーム

2017/10/09

 高鍋町持田の国道10号沿いに、地元農畜産物を販売するマルシェ(直売所)やレストランを併設した複合型工場「ママンマルシェTAKANABE」が12月オープンする。弁当製造・販売会社デイリーマーム(宮崎市、和田優社長)が建設し、県産ゴボウを使った菓子「ゴボチ」の工場を移設。マルシェには県立農業大学校が出店し、学生の実習に活用する。産学連携や観光客誘致につなげたい考えで同社は「商業、教育、観光が一体となった未来型の施設にしたい」としている。

高鍋町にオープンするマルシェやレストランを備えた新工場の内部イメージ図

 高鍋町持田の国道10号沿いに、地元農畜産物を販売するマルシェ(直売所)やレストランを併設した複合型工場「ママンマルシェTAKANABE」が12月オープンする。弁当製造・販売会社デイリーマーム(宮崎市、和田優社長)が建設し、県産ゴボウを使った菓子「ゴボチ」の工場を移設。マルシェには県立農業大学校が出店し、学生の実習に活用する。産学連携や観光客誘致につなげたい考えで同社は「商業、教育、観光が一体となった未来型の施設にしたい」としている。

 同町には「道の駅」や大型の物産館などがなく、地域振興機能を備えた民間資本の複合施設として町が誘致した。建設地は農大校より南に500メートルほどの国道沿いで、施設の広さ約1500平方メートル。このうち半分のスペースがマルシェとフードコートになる。投資額は6億1千万円で、約30人の新規雇用を見込む。

 農大校は、今月下旬に同社と連携協定を結び、学校から近い新施設のマルシェを実習の場として活用。学生が経営する模擬会社を11月に立ち上げる予定で、学生が自ら農畜産物や加工品を販売し、商品の研究開発につなげる。

 マルシェには地元農家や高鍋農業高の生産物も並ぶほか、フードコートに町内のギョーザ店など3店舗が入る見込み。

 ゴボチの製造工場は宮崎市佐土原町にあるが、生産規模拡大と海外輸出に対応するため、来春までに高鍋へ完全移転。新工場では製造過程の見学ができる。

 和田社長は「消費者と接し総合的な商品開発ができる新しい形の工場としたかった。地元と二人三脚でやっていきたい」としている。

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