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2018年9月23日(日)
紙面県内経済

岡崎鶏卵が特別清算 負債9億円

2017/10/04

 特別清算手続き中の岡崎鶏卵ジーピーセンター(都城市、岡崎誠一代表清算人)が、宮崎地裁都城支部から特別清算手続き開始決定を受けたことが3日、分かった。帝国データバンク宮崎支店によると、負債額は約9億円。販売不振や本社、工場の建設などにより資金繰りが悪化したことが影響した。同支店によると、今年倒産した県内企業の中で、負債金額は最大。

 同社は1955(昭和30)年に鶏卵の仕入れ・販売を目的に創業。仕入れた鶏卵を選別・包装し、グループ会社を通じて地元スーパーなどに販売していた。90年からは事業を拡大し、鶏肉加工品の製造やレストラン、コインランドリー事業にも参入。2001年2月期は売上高15億円を計上するなど、鶏卵卸売会社として県内トップクラスの企業に成長した。

 しかし、グループ会社を経由して販売することで十分な収益が得られなかったことに加えて、大手との競合や鳥インフルエンザの影響で売り上げは低迷。14年には本社、工場の新築移転や太陽光発電設備の設置を実施した結果、設備投資による有利子負債が重荷となり、資金繰りが悪化していた。

 経営悪化により、16年3月には鶏卵生産・販売のフュージョン(都城市)との事業統合に合意。今年4月には吸収分割の手続きを完了、7月に解散していた。

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