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2018年7月20日(金)
紙面県内経済

IT関連会社開発へ 旧青島橘ホテル跡地

2017/09/15
 旧青島橘ホテル(宮崎市青島2丁目)跡地の開発で、宮崎市は14日、同市のIT会社「アラタナ」の関連会社「青島プロジェクト」(舩山展丈社長)が優先交渉権者に決定したと発表した。同社はシェアオフィスや宿泊施設などの複合施設を提案。本年度中に土地所有者の折生迫財産区と、事業者として決定する基本協定や定期借地権設定の契約を締結し、事業に着手する見込み。

 市や同社によると、施設名は「AOSHIMA BEACH VILLAGE(青島ビーチビレッジ)」。コテージ、レストラン、土産物店、温泉とプール、シェアオフィスの5施設を設け、海岸沿いの景観を生かした観光や交流、起業の拠点づくりを提案。総事業費は12億5千万円を想定しており、2019年中のオープンを目指す。

 同財産区は4月から、ホテル跡地約1万8千平方メートルに観光拠点を整備する民間事業者を公募。同社など2社が申し込み、学識経験者や地元住民らでつくる選定委員会で審査していた。同社はシェアオフィスでの雇用の創出といった地域貢献や、事業費の確保の見込みといった実現性の高さなどが評価された。

 優先交渉権者の決定を受け、同社は同財産区と協議を重ね、年度内にも跡地を借り受ける契約と、事業者を決定する基本協定を締結する。その後、施設の具体的な設計や建設に着手する予定。

 折生迫財産区の椎芳弘議長(72)は「橘ホテル跡地の再開発は地元の望んできた夢。これからが大事なので、事業者の話を聞き、できるだけ早く契約を締結できれば」、舩山社長(39)は「選んでいただきありがたい。大好きな青島と宮崎のために、多くの人に喜んでもらえる施設を作りたい」と話していた。

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