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2018年7月16日(月)
紙面県内経済

交通利便性高め誘客を LCCピーチCEO

2017/09/13

 宮崎商工会議所の運輸業、観光業部会は12日、宮崎市のニューウェルシティ宮崎で合同研修会を開いた。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪)の井上慎一最高経営責任者(CEO)が「『空飛ぶ電車』Peachの挑戦」と題して講演。約320人が耳を傾けた。

空港からの鉄道やバスの利便性向上が必要だと訴えるピーチの井上CEO=12日午後、宮崎市

 宮崎商工会議所の運輸業、観光業部会は12日、宮崎市のニューウェルシティ宮崎で合同研修会を開いた。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪)の井上慎一最高経営責任者(CEO)が「『空飛ぶ電車』Peachの挑戦」と題して講演。約320人が耳を傾けた。

 井上CEOは「運賃を3%安くすると需要が5%増加する」と説明。同社は路線就航などで自治体などから受けた助成金と同程度の運賃の割り引きを実施し、搭乗客増につなげていることを示した。

 また、台北(台湾)や仁川(韓国)便の外国人利用客が沖縄のヘアサロンや関西の高級料亭に食事に来ている事例を紹介。「LCCの利用客は意外と富裕層が多い。安い運賃で来日し、食事などでぜいたくするという発想がある」とした上で、今後、国内ではこうした外国人旅行客のさらなる増加が見込めると強調した。

 本県については「鉄道やバスといった空港から中心市街地などへの2次交通の利便性を高めることが誘客につながる。お客さまが便利だと思えるような投資をしてほしい」と提案。利便性の向上や誘客について「自治体や空港ビル管理会社、地元企業と一体となり、数値目標を掲げて取り組みたい」と話した。

 同社はLCCとして県内で初めて2015年8月に宮崎-関西線に就航し、16年度の搭乗客数は11万1204人。

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