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2018年6月24日(日)
紙面県内経済

ASEAN経済理解 進出検討企業へセミナー

2017/08/09

 東南アジア諸国連合(ASEAN)の産業構造や経済状況を学ぶASEANビジネスセミナー(県、ジェトロ宮崎主催)は8日、宮崎市の複合ビルKITENであった。東南アジアへの進出や販路拡大に関心のある県内企業などから約40人が出席し、各国の特徴に見識を深めた。

東南アジア諸国連合(ASEAN)の現状について学んだビジネスセミナー=8日午後、宮崎市

 東南アジア諸国連合(ASEAN)の産業構造や経済状況を学ぶASEANビジネスセミナー(県、ジェトロ宮崎主催)は8日、宮崎市の複合ビルKITENであった。東南アジアへの進出や販路拡大に関心のある県内企業などから約40人が出席し、各国の特徴に見識を深めた。

 ジェトロ本部アジア大洋州課の小林寛課長がリポートを発表した。小林課長は、ほとんどの加盟国が急速な経済成長で消費市場に変わり、最低賃金が毎年上昇していることを指摘。ベトナムやインドネシアでは「従業員の賃金上昇」、フィリピンやミャンマーでは「技術者の採用難」といった課題を日系企業が抱えていることを紹介した。

 一方、加盟が遅かったラオスやミャンマーでは従業員から中間管理職まで、人材の質的不足が問題となっていることも明かした。

 各国の都市間の格差については、「首都圏の1人当たりの国内総生産(GDP)は国平均の2~4倍ほどの格差がある。国全体のデータだけを見ると判断を誤る」と説明。「成長が期待される第2、3の地方都市もあるので注目してほしい」と話していた。

 このほか、加盟10カ国で宗教、言語、旧宗主国、政治体制が異なることや、選挙により外交政策や海外企業への規制緩和策などが変わることなどの注意点を述べていた。

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