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2018年8月16日(木)
紙面県内経済

宮崎ガスが子会社化 建機レンタル大手キング 

2017/08/04
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 宮崎ガス(橋口光雄社長)は3日、建設機器レンタルで県内最大手のキング(宮崎市)などグループ5社の株式を取得し、子会社化したことを明らかにした。取得株式は98・55%で取得金額は非公表。

宮崎ガスが子会社化した、建設機器レンタルなどを手掛けるキンググループ本社ビル=宮崎市

 宮崎ガス(橋口光雄社長)は3日、建設機器レンタルで県内最大手のキング(宮崎市)などグループ5社の株式を取得し、子会社化したことを明らかにした。取得株式は98・55%で取得金額は非公表。

 キングは1973(昭和48)年設立。主力事業は建設機械や農林業機械のレンタル。機械の運搬から点検・修理・整備、レンタル機械を使った工事請負まで、幅広い関連サービスをワンストップで提供するビジネスモデルを強みとする。

 宮崎ガスによると、キング運輸、農業キングなどを含めたグループ5社の2015年度連結決算は売上高51億7100万円、経常利益3億6700万円、純利益2億3900万円。16年度は大幅な上積みが見込まれている。財務内容も極めて健全だが、後継者が不在だったことから事業承継先を探していた。

 グループの従業員182人は継続雇用する。創業者の白坂勝則会長は相談役となり、定満利博社長は留任。宮崎ガスからは橋口社長が代表取締役会長に就くほか、常勤取締役1人、非常勤取締役2人を置く。

 橋口社長は今回の判断について「財務内容が良く、ワンストップという競争力を備えたビジネスモデルを有していることが魅力」と説明。また、キンググループが地元企業であることを重視し、「その事業と雇用を引き継ぎ、地域活性化につなげることが、地域のインフラ企業である私たちの使命」と語った。

 宮崎ガスは09年に旧宮崎厚生年金会館(宮崎市)を取得し、ニューウェルシティ宮崎としてホテル事業に参入しており、異分野進出は今回で2例目。橋口社長は「キンググループとの直接的なシナジー効果を期待するのではなく、事業の多角化が目的。人口減少や高齢化によって市場は縮小しており、非ガス事業のウエートを高め、地域に根差した総合産業を目指す」としている。

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