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2018年6月23日(土)
紙面県内経済

土建業に女性の力 人材育成の会発足

2017/05/18

 都城地区建設業協会女性部(宮島百合子部長)は17日、女性の力で土木建設業の人材不足を解消するグループ「都城ドボジョ・アローズ」を設立させた。都城市と三股町の加盟企業136社の技術者ら従業員、県の技師など約140人が加入。会員間の情報交換や出前授業で情報発信を行うことで、女性の人材育成や確保に乗り出す。

宮島百合子会長からピンクのヘルメットを受け取る女性技術者=17日午前、都城市

 都城地区建設業協会女性部(宮島百合子部長)は17日、女性の力で土木建設業の人材不足を解消するグループ「都城ドボジョ・アローズ」を設立させた。都城市と三股町の加盟企業136社の技術者ら従業員、県の技師など約140人が加入。会員間の情報交換や出前授業で情報発信を行うことで、女性の人材育成や確保に乗り出す。

 会長には宮島部長が就任。同協会女性部が経営者の妻たちで構成されているのに対し、同グループは従業員も加入できるようになっている。グループの名称は女性のしなやかさを、同市の伝統工芸品「都城大弓」になぞらえて命名した。

 同協会によると、技術者の多くが男性で、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた建設特需や高齢化で同地区内でも人材不足が深刻化。一方、全国では土木建設業で活躍する女性が「ドボジョ」として注目されていることから、女性の活躍の場を広げるためにグループを発足させた。

 今後は若手の悩みをベテランが聞き取る場や、新しい制度について学ぶ場を定期的に設ける。また、同協会青年部が地元高校などで実施している出前授業にも参加。女性にも似合う作業着を同市・高城高と共同開発し、親しみやすい業界のイメージをアピールする。

 発足式は17日、同市の同協会であり、宮島会長は「女性技術者自らが、女性が建設土木業で働くことができることを多くの人に発信してほしい」と激励。若手技術者4人にピンクのヘルメットを贈り、発足を祝った。

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