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2018年4月23日(月)
紙面県内経済

ソラシド国際定期目指す

2017/04/21

 ソラシドエア(宮崎市、高橋洋社長)は20日、2017~20年度の4カ年の中期経営計画を発表した。20年開催の東京五輪・パラリンピックに向け、国際定期路線と国内新規路線の開設を計画の柱に据えた。これに伴い主力機のボーイング737-800を2機増やし、14機体制とする。

2017~20年度の中期経営計画について説明するソラシドエアの高橋洋社長(右)=20日、宮崎市・県庁

 ソラシドエア(宮崎市、高橋洋社長)は20日、2017~20年度の4カ年の中期経営計画を発表した。20年開催の東京五輪・パラリンピックに向け、国際定期路線と国内新規路線の開設を計画の柱に据えた。これに伴い主力機のボーイング737-800を2機増やし、14機体制とする。

 経営ビジョンは「地域と世界を繋(つな)ぐグローバルエアラインに進化する」。19年に日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)と東京五輪の前後に、アジアからの外国人旅行客がさらに増加することを想定。18年度に国内路線、19年度に国際定期路線を新たに就航させる。

 高橋社長は国際定期路線について、「アジアから直接九州に旅行客を取り込む努力が必要。就航地は未定」と説明。国内路線は「より効率的でお客さまの利便性が高くなる路線へ参入したい」と話した。

 既存の国内路線も搭乗率などの運航状況や利便性などを勘案して見直しを行う方針。また、15年10月に初めて台湾へ就航させた国際チャーター便の取り組みを継続し、国際定期路線開設の足掛かりとしたい考えも示した。

 財務面では、前計画の15~16年度で5%に設定していた売上高営業利益率を4%以上、7円台としていたユニットコスト(1座席を1キロメートル運ぶのにかかる費用)は8・5円以下とした。これについて高橋社長は「整備コストやグローバル化に伴う人材育成コスト、国際線への挑戦に伴う利益率低下への備え」とした。

 国際定期路線を除いた損益計画は、14機体制となる20年度が売上高420億円、営業利益17億円、最終利益13億円とした。

 ブランド戦略については、自治体との連携プロジェクト「空恋」や女性客をターゲットにした企画「ソラ女子」など既存のブランドイメージを守りながら、「首都圏マーケットやビジネス層への浸透」でも攻勢を掛ける。

 高橋社長は「お客さまや地域になくてはならないエアラインであり続けるとともに、継続的に成長できる企業体質と経営基盤を構築する」と意気込みを語った。

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