みやビズ

2018年4月23日(月)
紙面県内経済

イオン宮崎1000人新規雇用 増床80店

2017/03/15

 宮崎市新別府町の大型商業施設「イオンモール宮崎」が2018年3月に実施する大規模増床で、新たなテナント約80店舗の新規雇用が1000人を超える見通しであることが14日、関係者への取材で分かった。新テナントは飲食店や衣料品店が中心。給与や福利厚生などの待遇を手厚くすることで人材を確保するとみられる。

 現在はテナント約170店舗が従業員約1800人を雇用。増床で新たな雇用が最大で1300人前後必要となる。関係者によると、新テナントは今月から求人活動を順次始める予定。県内小売業の最低賃金が時給714円なのに対し、新規求人の時給は850~900円台後半になるとみられる。

 運営会社のイオンモール(千葉市)は、従業員がモール内の託児所を利用する場合、独自の補助を検討するなど働きやすい環境づくりを進める方針。

 全国の地方都市では大型商業施設の新設や増床で人手不足が発生し、テナント間の求人競争が激化。最低賃金を200~300円上回る時給を提示するなど、人件費の相場が高騰している。イオンモール宮崎でもテナント関係者の間で同様の現象が起こる可能性を指摘する声があり、地元商店街などは人材確保へ対策が求められそうだ。

 イオンモールは増床について、今月下旬に宮崎市内で正式発表する予定。計画では南側駐車場に既存棟と同じ2階建ての新棟を建設する。1階にテナントと屋根付きの駐車場、2階にテナント、屋上が駐車場となる。総賃貸面積は約9万7千平方メートルから20%台前半の増床となる。

 新棟は既存棟の東西で通路が接続し、完成後は通路が楕円(だえん)形のサーキット型モールとなる。改修により売上高は現在の300億円規模から400億円に迫るものとみられる。

アクセスランキング

ピックアップ