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2018年5月24日(木)
紙面県内経済

インフル抗ウイルスマスク発売 宮崎市の企業

2017/02/10

 ビーフィットデザインプロダクツ(宮崎市、村井孝太郎社長)はインフルエンザの抗ウイルス綿布を使ったガーゼマスクを企画・製造し、グループ会社のリトルマートコーポレーション(同)が17日に発売する予定だ。特許技術による繊維加工で、ウイルスが付着しても5分間で99%が不活化する。ビーフィット社は「これまでになかったマスク」とし、先行発売したハンドタオルなどと合わせ「クリンシア」のブランド名で抗ウイルス商品を全国展開する。

インフルエンザウイルスが付着しても5分間で99%が不活化する「クリンシア」ガーゼマスク

 ビーフィットデザインプロダクツ(宮崎市、村井孝太郎社長)はインフルエンザの抗ウイルス綿布を使ったガーゼマスクを企画・製造し、グループ会社のリトルマートコーポレーション(同)が17日に発売する予定だ。特許技術による繊維加工で、ウイルスが付着しても5分間で99%が不活化する。ビーフィット社は「これまでになかったマスク」とし、先行発売したハンドタオルなどと合わせ「クリンシア」のブランド名で抗ウイルス商品を全国展開する。

 同社によると、特許技術は京都府の繊維加工薬剤メーカーが開発し、地域振興に役立てるため、所属する丹後織物工業組合に技術を提供。同組合が京都府立医科大などに依頼し、A型ウイルスの感染力や毒性をなくす不活化の効果が実証されている。洗濯を50回、摩擦を500回繰り返しても効果が持続するほか、黄色ブドウ球菌や肺炎かん菌にも同様の効果が認められた。

 ただ、同組合では商品化が難航。このため、自社ブランドのチャイルドシートを企画・製造するなど、商品化のノウハウを持つビーフィット社に同組合の加盟企業から商品開発の依頼があった。ビーフィット社は加盟企業から素材の綿布を仕入れ、これまでにハンドタオルやテーブルクロスを商品化している。

 一方で、ガーゼマスクは高い需要が見込まれながらも、国内に製造工場が見当たらず、工場探しからスタート。村井社長は「中国なら工場はあるが、日本生まれの特許技術なのだから日本で作りたかった。安心安全なブランドイメージのためにも譲れない部分であり、日本中の縫製工場に電話した」と振り返る。

 立体的な形状にもこだわり、その要求に応えたのが大阪府の企業。昨年11月から試作を重ね、今年1月に完成した。今流行期はテスト販売と位置付け、1500枚を製造。来期はカラーバリエーションを増やすなどし、5万枚を製造する。

 定価1490円だが、3月末まではモニター価格1382円。「クリンシア」公式オンラインショップと通販サイト「楽天市場」で購入でき「アマゾン」でも近く取り扱いを始める。宮崎市和知川原2丁目のリトルマート店舗でも販売する。今期は製造枚数が少ないが、既に調剤薬局での取り扱いが次々と決まり、保育園や幼稚園、介護施設などとの商談が進む。

 問い合わせはリトルマート(電話)0985(31)1243。

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