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2019年10月17日(木)
紙面県内経済

宮交バス、ヤマト運輸と保冷輸送 西都-西米良、路線で初

2017/01/17

 宮崎交通とヤマト運輸は16日、「クール宅急便」の専用荷台を新たに設置した客貨混載バスの運行を、西都市-西米良村の路線で始めた。保冷機能がある荷台を路線バスに設置したのは全国で初めて。乗客と宅急便を運ぶ客貨混載バスは赤字路線の維持などを目的に、2015年10月に運行を開始。好調な利用が続いており、多様化する輸送ニーズにきめ細かに応えることでさらなる地域貢献を目指す。

西都市と西米良村を結ぶ客貨混載バスに新たに設置された「クール宅急便」専用の荷台=16日午前、西都市

 宮崎交通とヤマト運輸は16日、「クール宅急便」の専用荷台を新たに設置した客貨混載バスの運行を、西都市-西米良村の路線で始めた。保冷機能がある荷台を路線バスに設置したのは全国で初めて。乗客と宅急便を運ぶ客貨混載バスは赤字路線の維持などを目的に、2015年10月に運行を開始。好調な利用が続いており、多様化する輸送ニーズにきめ細かに応えることでさらなる地域貢献を目指す。

 クール宅急便対応バスは1台で1日1往復。運用中の客貨混載バスに、保冷機能のある荷台を追加設置した。荷台は宮交の整備部門が開発。ステンレス製の箱を発泡スチロールで覆い、内部に蓄冷材を入れることでヤマト運輸の温度管理基準を満たしている。これまでは保冷バッグやヤマト運輸の車両で対応してきた。既存の荷台は宅急便専用として使用する。

 客貨混載バスの導入によって、ヤマト運輸のドライバーは両市村を往復する時間が不要になった。結果、現地での集荷・配達に費やせる時間が増え、クール宅急便を含む取扱量が増加。加えて、西米良サーモンの発送など保冷輸送の需要増も背景にあった。

 16日は宮交の西都営業所で報道陣向けに専用荷台の説明があり、同村に向けて出発。同村・村所バス停では西米良サーモンの積み込みが行われた。宮交の川端史敏取締役は「他の客貨混載バスの路線でも要望があれば実施できるよう、しっかりと実績をつくっていきたい」、ヤマト運輸宮崎主管支店の大澤政広主管支店長は「中山間地などの地域が活性化する取り組みとなればいい」と話した。

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