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2018年5月20日(日)
紙面県内経済

キャリア教育推進連携表彰、日向商議所が最優秀 小中高授業や研修評価

2017/01/15
 文部科学省と経済産業省が共同で実施している「第6回キャリア教育推進連携表彰」で、日向商工会議所のキャリア教育の取り組みが県内初となる最優秀賞に選ばれた。市キャリア教育支援センターを設け、多彩な担い手確保に努めているほか、研修会などを通して学校現場と産業界の意見交換を図っている点などが評価された。
昨年6月に実施した財光寺小での「よのなか教室」(同校提供)

昨年6月に実施した財光寺小での「よのなか教室」(同校提供)

 文部科学省と経済産業省が共同で実施している「第6回キャリア教育推進連携表彰」で、日向商工会議所のキャリア教育の取り組みが県内初となる最優秀賞に選ばれた。市キャリア教育支援センターを設け、多彩な担い手確保に努めているほか、研修会などを通して学校現場と産業界の意見交換を図っている点などが評価された。

 同商議所は2013年8月、県と日向市の委託を受けて、キャリア教育の事務局となった。商工会館内に同センターを開所し、旭化成延岡支社長などを歴任した水永正憲さん(67)をセンター長に、3人のコーディネーターを配置。学校や行政、産業界の橋渡し役となっている。

 地域で働く大人が教壇に立ち、働く上での心構えや生き方を説く「よのなか教室」を継続して実施しており、15年度は市内の15小中高校で96回の授業を展開。受講した児童・生徒数は延べ9千人にのぼった。

 水永センター長は「教育の役割と責任は産業界にもある。産業界を束ねる商議所が受賞したということに意味があり、日向モデルが県内全域に広がっていくといい」と話している。

 同表彰は全国のキャリア教育推進のため、11年度に創設された。今回は全国から20件の応募があり、最優秀賞、優秀賞各1件、奨励賞、審査委員会特別賞各2件の計6件が受賞。延岡市教委などが実施している講師派遣事業「地元企業からの学び」も奨励賞を受賞した。また、同商議所のキャリア教育を積極的に活用している日向市・財光寺小(三樹和幸校長、437人)が「キャリア教育優良学校」として、文部科学大臣表彰を受けている。

 3団体の表彰式は17日、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターである。

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