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2018年6月23日(土)
紙面県内経済

旭化成、延岡生産増強へ 車内装素材、55億円投資

2017/01/12

 旭化成は11日、エアバッグ向けの糸や、車の内装に使われる人工皮革の生産を拡大する方針を発表した。延岡市にある工場の設備増強を検討しており、投資額は約55億円の見通し。福井市で開かれた小堀秀毅社長らの記者会見で明らかにした。

 海外を中心とした需要の高まりに対応する。中国やインドでは、安全意識の向上によりエアバッグを搭載した車が増えているという。

 同社広報室によると、エアバッグの原糸となる「レオナ」については約25億円を投じ、レオナ繊維工場の生産能力を増強。人工皮革「ラムース」への設備投資額は約30億円で、新たな工場を設ける。

 小堀社長は会見で「繊維や医療だけでなく、自動車内の素材など幅広く特長を出していきたい」と述べた。

 このほか、会見ではおむつの吸水を助ける素材「不織布」を生産しているタイの工場についても、約50億円を投資して増強する考えが示された。いずれも2017年度中に具体的な内容を決めるとしている。

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