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2019年10月17日(木)
紙面県内経済

ローカル線維持を 知事らJR九州へ要望

2016/10/20
 JR九州の株式上場を前に、県鉄道整備促進期成同盟会(会長・河野知事)は19日、福岡市の本社を訪れ、吉都線と日南線の維持や日豊線の高速化などを要望した。要望は毎年行っているが、今回は河野知事とローカル線維持などに危機感を持つ8市町からも市町長、副市長らが参加した。


 要望内容は日豊線の高速化、吉都線と日南線の維持、ICカード「SUGOCA」の利用エリア拡大など7項目。河野知事が同社の青柳俊彦社長に要望書を手渡し、その後は非公開で行われた。

 県によると、上場に伴って注目されている不採算路線への対応に関連し、吉都、日南線沿線の市町長らが利用増の取り組みなどを説明。えびの市の村岡隆明市長は「地域住民も一緒になって路線維持に協力する機運もできつつある」などと伝え、JR側も不採算路線維持に努めていく方針をあらためて示したという。

 日豊線の高速化についてはJR側は「投資に見合う効果が見極められない」と回答。県は今後高速化に向けた調査を行う計画で、結果を踏まえて前向きな議論をしてほしい旨を要望した。

 要望終了後、河野知事は「株式上場という中でJR九州を取り巻く環境も大きく変わってくる。利用者数の減少に危機感を持ちながらいろんな取り組みを伝え、互いの連携をお願いした」と述べた。

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