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2019年3月19日(火)
紙面県内経済

更生手続きが終結 アリサカ

2011/12/22
 2008年5月に宮崎地裁に会社更生手続きを申請したアミューズメント施設運営のアリサカ(宮崎市、矢野洋一社長)の更生手続きが終結したことが21日、分かった。

 12月14日付で同地裁が終結を決定した。14年3月までとしていた債権者への弁済を前倒しで終了。新しい運営会社が九州中心に健全経営を図る。

 同社は08年5月、約30億円に上る粉飾決算が発覚。債務超過に陥る可能性があるとして会社更生法適用を申請した。負債総額約210億円、債権者は約100人で、旧経営陣は退陣。スポンサー支援による再建を目指したが、景気悪化で交渉が難航し断念、自主再建に方針転換した。

 09年9月に同地裁が更生計画を認可。同時に運営会社「アーバンスクエア株式会社」を設立し、アリサカの元営業部長の矢野氏が社長に就任してアリサカ本体は債務弁済に専念した。計5回の債務弁済は11年3月までに2回実施。12月に入り3~5回目を前倒しで行い、弁済を完了した。

 今後、アーバンスクエアが店舗集約も進め、九州を中心とした運営形態で安定経営を図る。更生管財人代理の洲崎達也弁護士は「(債務弁済)5年計画を2年余りで終え、裁判所の監督下から離れて本格的に再出発する。地域に貢献できる企業になってほしい」と話している。

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