みやビズ

2019年6月16日(日)
紙面県内経済

インドネシアでIT事業 宮崎市・スパークジャパン

2015/06/03

活気あふれるジャカルタ市街地。中央部は、整備が進められている地下鉄の工事現場(スパークジャパン提供)

 インターネット・システム開発などを手掛けるスパークジャパン(宮崎市、岡田憲明社長)は、インドネシアに進出する日本の中小企業を対象に、現地ネットワークサービスの提供を始めた。インドネシアのIT企業と業務提携し、サーバーレンタルを中心に会計や人事関連システムなどのクラウドサービスを提供。内需の先細りが懸念される中、今後の経済成長が期待されるインドネシアへの中小企業進出をバックアップする。

 インドネシアは新興国の中でも政情が安定している国の一つ。人口約1千万人の首都ジャカルタでは、地下鉄や高速道路などインフラ構築が急ピッチで進展。人口約2億5千万人の年齢構成はピラミッド型で、今後、生産消費人口が増加する魅力的な市場として世界から注目されている。

 日本からの進出企業数は1500~2千社とされ、準備検討段階を含めるとさらに増える。中国や韓国企業との競争も激しくなる中、ノウハウを持たない中小企業が進出しやすい環境を整えようと、現地でのネットワークサービスに乗り出した。

 同サービスは、インドネシア国内のIT企業インフォサ・システムズ(ジャカルタ)と業務提携し、問い合わせや各種手続き、利用者サポートまで日本語、英語、インドネシア語で対応。スパークジャパンを窓口に、進出の準備段階からインドネシア国内用のホームページ作成も受け付けている。

 また同社は、県外資本との競合、韓国や中国企業との国際競争激化を見据え、社内に県内企業を対象とした「海外進出IT支援センター」を設置。海外市場調査や現地での各種手続き、資源調達など、企業の規模に合わせた細やかなサービスを提供していく。

 同社は将来的に、海外におけるネットワークサービスをASEAN諸国に展開することも目指す。同社経営企画本部の三角龍二本部長は「海外展開は宮崎の企業にとっても成長のチャンスとなる。これらのサービスでサポートしていきたい」と話している。

 同社は海外進出IT支援センターと合わせて、「BPO支援センター」「宮崎ITクリエイティブセンター」を立ち上げ、中小企業の経営基盤強化などの支援も行っていく。

アクセスランキング

ピックアップ