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2018年7月16日(月)
紙面県内経済

寄付金付き調味料好評 宮崎市・アイキスパイス

2011/11/30
約20種類のハーブと岩塩を使用した「アイキスパイス」。購入するだけで気軽に社会貢献できる

約20種類のハーブと岩塩を使用した「アイキスパイス」。購入するだけで気軽に社会貢献できる

 アイキスパイス(宮崎市、ジェフリー・ポール代表)が製造、販売するオリジナルの調味料「アイキスパイス」が好評だ。こだわりの原料を使った全て手作りで、商品価格の一部を発展途上国支援に寄付。味の良さを兼ね備えたチャリティー商品として県内外で販路を拡大しつつある。

 調味料はナツメグやバジルなど約20種のハーブや岩塩をミックスしたもので、オーガニック栽培やフェアトレード(公正取引)の原料にこだわる。肉・魚料理、パスタやスープなど幅広い料理の調味料として使用可能。

40グラム入り480円、75グラム入り680円などがあり、いずれも代金のうち39円をポール代表がボランティア団体を通して発展途上国に寄付。子どもたちの就学支援や母親らの就業支援といった活動に生かされている。

 現在、高原町のALT(外国語指導助手)も務めるポール代表はガーナ生まれで世界各地で過ごし、22年前に宮崎市青島に移住。英会話講師やヨガインストラクターなどの傍ら、青島地域の活性化や国際援助活動を続けてきた。スパイスは従来から趣味で作り友人に分けていたものが評判を呼び、要望に応える形で製品化。営業許可取得後の昨年4月から販売を始めた。

 寄付金付き商品にした理由をポール代表は「せっかく販売するなら、何か社会とつながるような仕掛けを作りたかった」と説明。特段、宣伝はしてこなかったが口コミで人気が広がり発売当初は数カ所だった取扱店が、現在は全国各地のスーパーや雑貨店など約40カ所に増えている。

 現在は月間約300本を販売し、寄付金として1万円前後を拠出。この資金を基にインド南西部の都市・ゴアで、現地支援団体の協力を受けながら現地女性の就労支援や子どもの教育施設を整備するプロジェクトが進んでいる。既に昨年末に設備は完成し、来年初めにも本格稼働の予定という。ポール代表は「おいしい、という味の感想はもちろん『貢献できるのがうれしい』という声もよく聞く。月間千本を目標に販売し、継続的な支援をしていきたい」と話している。アイキスパイスTEL090(5023)1895。

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