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2019年9月23日(月)
紙面県内経済

宮崎県内金融界に衝撃 鹿銀、肥後銀統合

2014/11/08
 鹿児島銀行と肥後銀行による経営統合検討の発表を受け、県内金融機関には衝撃が走った。県内では宮崎銀行と鹿児島銀行を中心に、金融機関同士が激しい金利競争を繰り広げている。有力地銀による大型統合で、県境を越えたさらなる競争激化に警戒感も強まっている。


 宮崎太陽銀行経営企画部の福田正之部長は「(今回の統合の動きは)想定しておらず、寝耳に水」と驚きを隠さない。将来の人口減少を見据え、金融庁は地銀に対して再編を促しており、「経営基盤を盤石なものにするための判断だろう」と指摘。しかし、将来の再編の可能性については、「今まで通り中小零細企業などに対してきめ細やかなサービスを提供することが使命」と否定する。

 鹿児島銀行は、宮崎支店をリニューアルオープンした2011年以降、営業人員を増やしたほか、住宅ローンセンターを拡充するなど本県で営業攻勢を強めている。

 県内のある銀行幹部は「統合のはっきりとした狙いは分からないが、財務内容が健全な銀行同士の統合で、長期的戦略があるのではないか」と推測。その上で、「競争がさらに激しくなる可能性もあり、気を引き締めなければならない」と話している。

 また、宮崎銀行は「正式に公表されない状況の中で、コメントする立場にない」としている。

 県内には鹿児島銀行が8店舗、肥後銀行が1店舗ある。

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