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2018年9月22日(土)
紙面県内経済

攻めのIT経営中小百選 KJS(宮崎市)本県初選出

2016/06/11

 経済産業省が選定する「攻めのIT経営中小企業百選2016」に、宮崎市の教育情報サービス(KJS)が本県から初めて選ばれた。

 百選は、ITの効果的な利活用に積極的に取り組み、成果を上げている企業をベストプラクティス(最良の事例)として決定。2014年度から募集を開始し、15年に33社、2年目の今回は27社を発表した。3年間で計100社を選定する予定。

 国内企業においては、社内の業務効率化やコスト削減を中心とした「守り」にITが活用されている例が多いという。選定した企業を好モデルとして広く紹介することで、新たな価値の創出や競争力の強化を目指す、いわゆる「攻めのIT投資・利活用」を促進していきたい考え。

 08年に創業し教材などを手掛けているKJSは、印刷物の需要縮小傾向が顕著になる中、eラーニング(インターネットを活用した学習形態)などデジタル教材の開発・販売にも注力。

 自社開発の動画コンテンツ制作ソフト「ThinkBoard(シンクボード)」を活用し、教育機関などと連携しながら新たな教育スタイルの実現を目指している。また、国際協力機構(JICA)の事業を受託し、海外の教育環境の改善を支援していることも評価された。

 東京で9日にあった選定企業発表会に出席した荻野次信社長は「大変栄誉に感じている。これからもITを活用した攻めの経営に挑み続け、成長していきたい」と話した。

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