みやビズ

2019年4月19日(金)
紙面県内経済

高校生に県内企業PR 宮崎市で60社、3年生へ説明会

2016/06/07

来春高校卒業予定者を対象に開いた企業説明会で、企業担当者の話を真剣な表情で聞く生徒ら=6日午前、宮崎市・宮崎観光ホテル

 高校生の県内就職率が全国最下位に落ち込む中、来春卒業予定の生徒に県内企業の魅力を知ってもらおうと、宮崎労働局や県などは6日、企業説明会を宮崎市の宮崎観光ホテルで開いた。高校生の就職活動が本格化する前に、全県的に取り組む説明会は初めて。高校3年生計約800人が、出展した約60社のブースを回り、担当者のアピールに耳を傾けた。

 昨年春に県内高校を卒業し、地元で就職した生徒の割合は54・0%で、全国最下位。県内企業の魅力が十分伝わらないまま、県外企業が選ばれる傾向もある。地元で働く意識を早い時期から高めてもらおうと、企業が高校に求人票を提出する7月1日より前に企画した。

 会場には、製造業や情報通信業、宿泊・飲食サービス業など、幅広い分野の企業がブースを設置。各企業が生徒に説明できる時間は最長20分。生徒は最大で5社のブースを回り、「お客さんに喜んでもらうのが一番の仕事」「年間休日は122日」などと、業務内容や福利厚生の説明を真剣な表情で聞いていた。

 宮崎海洋高3年の平田奈輔(だいすけ)さん(17)は「就職先を悩んでいたので、いろいろな企業の話を聞けて良かった」、宮崎日大高3年の森山玲菜さん(18)は「説明が分かりやすく、仕事の流れが具体的に分かった」と話していた。

 説明会は県北地区(13日)、県西地区(16日)でも開催予定。ハローワーク宮崎の森山成人所長は「県外企業に就職した理由の中には、『宮崎に企業がないから』との声もあった。早い段階で県内に魅力ある企業がたくさんあると知ってもらい、地元で働くことを具体的に考える機会にしてもらいたい」としている。

アクセスランキング

ピックアップ