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2019年10月17日(木)
紙面県内経済

ファミマの弁当など自販機販売 「無人コンビニ」九州展開

2016/04/06

高原ミネラルが管理運営するファミリーマートの自販機コンビニ(ファミリーマート提供)

 コンビニ大手のファミリーマート(東京)は、飲み物に加え弁当やパスタ、サンドイッチなども買える自動販売機型無人コンビニ(ASD)を九州で本格展開する。これに伴い、管理などを行う自販機運営会社の高原ミネラル(宮崎市)とフランチャイズ(FC)契約を締結。6日に福岡銀行(福岡市)へ導入されるのを皮切りに、2018年度までに九州で約300台を設置する計画だ。

 ASDはオフィスビルや工場、病院などの従業員休息室のほか、高速道路のパーキングエリアや駅構内などに設置することを想定している。

 導入に伴う設置先企業の費用負担は電気代のみ。約3千種類の中から設置先の要望も踏まえて品ぞろえし、通常のコンビニと同じように毎朝物流センターから配送する。事業継続計画(BCP)の一環として、災害発生時には商品の無料提供も設定できる。

 首都圏などでは既に約1700台を設置。福岡を中心に企業からの要望が多かったことや、安全上の問題などから入退室に制限の多い職場、いわゆる「閉鎖商圏」の需要を確実に取り込む狙いもある。

 高原ミネラルは自販機運営で西日本トップクラスの実績があり、九州6県に10営業所を持つ。ASDの展開では管理と運営のほか、ファミマと共同で設置先の開拓も行う。九州では福岡県を中心に年100台ペースで増やし、その後は各県へ展開する見込み。

 高原ミネラルの成松八州子社長は「飲料販売だけでは将来的な事業継続は難しいと感じていた。新鮮な食品と一体提供できる付加価値を得たことで、得意先を開拓する大きな力を得た。今後の事業の大きな柱としたい」と話した。

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