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外国人の利便性向上/宮交ホールディングス・菊池克賴社長 トップインタビュー

2016/01/07

 -ことしの展望は。

 創業90周年であり、次の100周年を見据えた成長への出発点としたい。創業者の岩切章太郎氏は「心配するな、工夫せよ」との言葉を残した。人材確保やバス事業での不採算路線対策など、課題をビジネスチャンスに変えられるよう、グループ企業とも連携して知恵を絞る。ニトリモールの誘致など、近年力を入れている不動産事業を軌道に乗せる努力も欠かせない。すぐに収益を生まないが、長い目で見て効率的な活用方法を考えていく必要がある。

 -外国人観光客が増えている。

 昨年11月、留学生を含む外国人向けに、1日千円で宮交の路線バスが乗り放題となる乗車券を発売した。観光地に近いバス停に番号を振ったことも奏功し、利用を伸ばしている。彼らが体験した本県の魅力を自国で伝えてくれれば、リピーターだけでなく新たな観光客を生むことになる。ただ、彼らの旅行に不可欠な無料の無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」を備えたバスは、今のところ高千穂町内を走る1台のみ。車両の数を増やして、旅行者の利便性を高めたい。航空やフェリーなど他の交通事業者と密に情報交換し、買い物や宿泊などでどんな需要があるか探るのも重要だ。

 -ニモカをどう活用するか。

 宮交バスカの発行枚数は約19万枚。すべてをニモカに切り替えるだけで満足してはいけない。利用者にバス利用や買い物でポイントがたまるなど、お得で生活が便利になることを切り替え時に紹介し、日常的にニモカを使うアクティブホルダーが増えるよう注力する。企業や商店には決済手段の多様化で客の利便性が増し、売り上げアップが期待できることを伝えていく。利用者も加盟店も「ニモカを導入してよかった」と思えるような環境づくりをしていきたい。

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