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2019年10月14日(月)
紙面県内経済

高原産五穀で発泡酒 はなどう(高原)、ひでじビール(延岡)

2015/01/16

高原町産五穀を使って開発した発泡酒「GOKOKU」

 地ビール専門メーカー「宮崎ひでじビール」(延岡市、永野時彦社長)と農事組合法人「はなどう」(高原町、黒木親幸代表理事)は、同町産の原料にこだわった発泡酒「GOKOKU」を開発した。両社の共同開発は2012年の国際大会で金賞に輝いた地ビール「穂倉金生」以来2度目。ブラウン系の色合いに、苦味は控えめで、すっきりとした飲み口。フルーティな香りも特徴だ。アルコール度数は5%となっている。

 本県の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する商品を作ろうと、昨年春から計画がスタート。はなどうが原料の五穀(小清水米、二条大麦、アワ、ヒエ、キビ)を生産し、ひでじビールが醸造した。アワ、ヒエ、キビの雑穀は県総合農業試験場薬草・地域作物センター(小林市野尻町)から種子の提供を受けた。

 「GOKOKU」は雑穀という特殊な原料を使っているため、法律上、発泡酒に分類される。ひでじビールの従来品に比べ、糖分が半分に抑えられており、ヘルシーさも売りとなっている。

 15日に町役場でお披露目され、町関係者らが試飲した。黒木代表理事は「おいしい発泡酒に仕上がった。少しずつ雑穀の生産量を増やして、いずれは産地化したい」、同社ビール事業部の梶川悟史統括部長は「一年の五穀豊穣を願うこの時期に、毎年数量限定で売り出したい」と話した。

 330ミリリットル瓶入りの2本セットで1300円。23日からはなどうが運営する同町の直売所「杜の穂倉」と、宮崎市のスーパー「フーデリー」5店舗で2500本を限定販売する。問い合わせは杜の穂倉(電話)0984(42)1839


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