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2018年6月19日(火)
紙面県内経済

パン・ケーキ店にテラス、周辺住民憩いの場へ 宮崎観光ホテル

2014/04/29

パン・ケーキショップに隣接するオープンテラスのイメージ図。近隣住民が気軽に憩える場を目指す(宮崎観光ホテル提供)

 周辺住民も気軽に足を運べるホテルへ-。宮崎観光ホテル(宮崎市、田川勝美社長)は5月3日、改修を進めてきた西館1階をグランドオープンする。既に営業を始めているウエディングサロンと商品数を充実させた売店に加え、屋外テラスを併設したケーキ・パンショップが同日オープン。西館1階を中心として「にぎわい・集い・食・買ゾーン」を創出し、大淀川河畔で進むマンション建設で増加する周辺住民らの利用促進を狙う。

 同ホテルのパンとケーキの店はこれまで別々の店舗で営業していたが、パンショップの場所で統合。店内のパン工場を店外工場と集約することで、ケーキを販売するスペースを確保した。購入したパンなどを食べられる店内のイート・イン・スペースのほか、パラソルを設置したオープンテラス(310平方メートル)を屋外に整備。大淀川河畔が犬の散歩コースとしても利用が多いことから、犬のリードをつなぐ場所も設けた。

 西館1階、三つのバンケットホール跡に移転したウエディングサロン(123・5平方メートル)は今月17日から営業を始めた。6人掛けの相談テーブルやカウンターを設置したほか、カーペット、壁を落ち着いた色調に統一し、ゆったりと打ち合わせができる雰囲気を醸成。もともとサロンがあった東館1階には9月以降、中華レストランをオープンする予定。

 同16日から営業している売店は、広さ、場所とも同じ。しかし、商品の陳列方法を工夫して商品数をこれまでの1・3倍の約千アイテムに増やし、宿泊客らの幅広いニーズに対応する。

 これらの改修は3カ年計画で、初年度となる本年度総事業費は1億4千万円。西館1階が中心だが、築20年が経過した東館8~10階の客室58室も改修の対象としている。

 田川社長は「(マンション建設など)ホテル周辺の環境変化に対応した改修。地域に愛されるホテルとして近隣のお客さまも気軽に集える場を提供したい」と話している。

 同ホテルは昨年度も改修に取り組み、会議や会食での需要増を背景にバンケットホールを2カ所改修、2カ所新設した。昨秋以降、計画を上回るペースで利用が増え、昨年度全体で前年度比154%増・725件の利用があった。

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