みやビズ

2018年7月17日(火)
紙面県内経済

教育情報サービス(宮崎市)開発ソフト モンゴル首都で導入

2014/03/11

協定締結式で握手する教育情報サービスの荻野社長(左)と、モンゴル・ウランバートル市の教育長(同社提供)

 教育情報サービス(宮崎市、荻野次信社長)が開発した情報コンテンツ制作ソフトがモンゴル・ウランバートル市内の公立、私立全200校で導入されることになった。ソフトを活用した教育システムの共同研究・開発の協定を市と結び、教育効果を検証するほか、授業の動画コンテンツを量産化。国土が広いモンゴルでICT(情報通信技術)を使った授業を普及させ、教育の質向上を目指す。

 今回、導入される同社の制作ソフト「シンクボード」は、画像やPDFファイルなどをパソコンに表示させ、手書き描画や音声を加えてコンテンツを制作できる。国内では学校や塾などの教育現場や、大手企業の研修にも使われている。

 同社は、モンゴルの学校関係者と知り合ったのを機に、2013年9月、ウランバートル市の私立学校へシンクボードを導入してもらった。約3カ月で1万1千件超のコンテンツダウンロードがあるなど反響も良かったことから、今年2月、市教育庁と活用協定を締結した。

 ウランバートル市内の公立、私立学校にソフトを入れてもらい教育効果を検証。動画コンテンツを量産化するため、現地の教員を指導する。コンテンツを集めた掲載サイトも制作。将来的には、モンゴル全体でICTを活用した教育システムの提供を目標にしている。

 荻野社長は「モンゴルでは遊牧民など学校に通えない生徒もいるが、ソフトを使えば遠隔地にも配信できる。多くの生徒、先生にシンクボードに触れてもらいたい」と話している。

アクセスランキング

ピックアップ