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2018年5月24日(木)
紙面県内経済

宮崎駅西口に新駅ビル 再開発計画、14階建て19年度完成

2016/07/18

新駅ビル建設などの再開発が計画されている宮崎市のJR宮崎駅西口

 JR九州、県、宮崎市と宮崎商工会議所の4者が同市のJR宮崎駅西口を再開発し、JR九州が複合商業ビルを建設する計画であることが17日、複数の関係者への取材で分かった。近く4者で実務者レベルのプロジェクトチームを発足させる。構想では、同社が地上14階建ての新駅ビルを建設。バスやタクシーのロータリーと駅前広場の改修も検討し、同駅を中心とした中心市街地の活性化を進める。2019年度中の完成を目指す。

 構想では、同社は駅舎と高架などを含む西口南側の自社所有地約4千平方メートルに新駅ビルを建設。テナントは4者で協議し、1~4階にフードビジネス関連の地場産品を販売する商業施設、IT関連企業のオフィス、医療・福祉関連の公共施設を入居させたい考え。中層階以上は賃貸マンションを検討している。

 ロータリーの北側にはバスセンターやテナント、オフィス、ホテルが入居する複合ビル「KITEN」があり、今回の再開発が進めば、相乗効果による交流人口の増加も期待でき、まちづくりの弾みとなりそうだ。

 県、市、同商議所は同駅を中心とした新駅ビル、KITENビル、広島通り、若草通りへの動線強化のため、地元商店街と意見交換しながら、駅前広場の改修を進める考えを持つ。

 4者は5月に同市内で再開発に向けた協議を行っており、本年度中に入居するテナント選定やロータリーを含めた駅前広場の改修について詳細を詰める。

 同社は2016~18年度の中期経営計画に「南九州開発プロジェクト」を盛り込んでおり、この中で同駅西口を再開発する。また、同社は10月にも東証1部に上場する見通し。上場後は社債の発行など資金調達で自由度が増すため、成長が見込まれる駅ビルやマンション販売など不動産事業に積極投資する方針だ。

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