みやビズ

2017年6月29日(木)
寄稿コラム / くらしの中で旅をする~交流の旅が育む地域愛~(福永栄子)

ぼんさん峠を行く

2013/11/28
 今日も私たちを乗せたバスは、急峻な山の尾根道を走る。

 「秘境から秘境へ」と呼ばれる「みちくさ」企画の研修旅は、熱心な九州中央山地の観光関係の方々を、奥深い九州の旅に誘うというもの。

ぼんさん峠からの九州中央山地の眺め

ぼんさん峠からの九州中央山地の眺め

 山から山を見渡す風景は絶景。今年の紅葉は数年ぶりの美しさで、今なお美しい山肌をバスは登っていく。五木から出発した私たちは、昼には五家荘葉木に到着。昼食後、風情豊かな樅木の吊橋を渡り、一路、峰越峠を越え、椎葉へ向かうというルート。そして、夜は奥椎葉・尾前の神楽のならし(練習)に参加するという神楽ツーリズム。ならし神楽を一緒に舞ったあと、大交流会。神楽子たちとの弾む話、交わし合う無数の盃。すっかりほろ酔い気分で、今夜の宿「さきがけ」に、今、戻ってきたところである。

 明日は、朝から焼畑蕎麦を石臼で挽く体験後、不土野の那須庄屋を訪ね、盛田屋豆腐を見学し、不土野峠を越えて球磨川の源流・水上村に抜ける。熊本県で一番と二番の大吊り橋が架かる白水の滝に立ち寄った後、小松慎平美術館、最後には多良木のブルートレイン、石倉と、九州中央山地観光推進協議会の5市町村を訪ねる点検ツアーである。

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