みやビズ

2017年12月15日(金)
記者コラム / 鬼束功一

キウイ産地化に期待

2017/12/08
 都農町に続いて、西都市でもキウイフルーツの産地化に期待が高まる。福岡銀行系ファンドのFFG農業法人成長支援投資事業有限責任組合(FFG農業法人成長支援ファンド)が、西都市などでキウイフルーツを栽培する福岡市の農業法人へ投資を実行した。
一陽来福 福岡発

福岡市中央区にあるふくおかフィナンシャルグループ(FFG)の本社ビル

福岡市中央区にあるふくおかフィナンシャルグループ(FFG)の本社ビル

 都農町に続いて、西都市でもキウイフルーツの産地化に期待が高まる。福岡銀行系ファンドのFFG農業法人成長支援投資事業有限責任組合(FFG農業法人成長支援ファンド)が、西都市などでキウイフルーツを栽培する福岡市の農業法人へ投資を実行した。

 投資額は2億5000万円。民間金融機関が日本政策金融公庫と共同で設立した投資事業有限責任組合の案件としては最大規模という。キウイフルーツの国内消費量は右肩上がりとされる。投資額の大きさはそのまま事業の有望さを表していると言えよう。

 キウイフルーツは国内流通のほとんどをニュージーランド産が占めるという。季節が正反対の日本での生産体制強化は、国内での通年供給を可能とするだけでなく、海外輸出への道を開く。気候が栽培に適した九州において、生産強化の動きは追い風となる。

 雇用先の確保や耕作放棄地解消など、地方が抱える課題の対策に大きな効果が見込める農業の成長産業化。この動きを加速させるためにも金融機関の支援は欠かせない。地方創生の取り組みの一環として、今後ますますの拡充を期待したい。
(鬼束功一)

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