みやビズ

2017年12月15日(金)
記者コラム / 鬼束功一

連携が販路開拓の鍵

2017/11/24
 大消費地である福岡は、本県の食品加工業者にとっても魅力的な販路開拓先だ。先日も霧島山を囲む7市町(都城、小林、えびの市、高原町、鹿児島県霧島、曽於市、湧水町)が福岡市のJR博多駅構内にあるショッピングモールで物産展を開き、地域特産のユズやクリを使った加工品、新米などをPRした。
一陽来福 福岡発

福岡市で開かれた環霧島物産展

福岡市で開かれた環霧島物産展

 大消費地である福岡は、本県の食品加工業者にとっても魅力的な販路開拓先だ。先日も霧島山を囲む7市町(都城、小林、えびの市、高原町、鹿児島県霧島、曽於市、湧水町)が福岡市のJR博多駅構内にあるショッピングモールで物産展を開き、地域特産のユズやクリを使った加工品、新米などをPRした。県を超えた連携は珍しく、客の関心も高かった。

 連携と言えば、同じく福岡市で開かれた「九州・山口こだわりの食」大商談会。九州・山口各県が主体となり、6次産業化に取り組む企業単独では難しい販路開拓の後押しを目的とする。

 しかし、商談会のようなマッチングの催しは増えており、参加企業やバイヤーには「見知った顔ばかりで新鮮みがない」という声も聞かれた。やる気のある企業ほど参加回数が増え、こうした状況が生まれるのかもしれない。ならば、新しいコンセプトの商品や前回とは切り口の異なるセールスを試すなど、「飽きさせず、自社の成長にもつながる挑戦」を自らに課してはどうだろう。

 今後も、販路開拓の成否は自治体と企業の「連携」が鍵を握るだろう。その連携に企業の高みを目指す姿勢が加われば、本県の6次産業化はさらに力強さを増す。
(福岡支社・鬼束功一)

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