みやビズ

2017年12月14日(木)
記者コラム / 鬼束功一

復興へ企業も協力を

2017/07/28
20170727-1admin-image-1501142812.jpg 九州北部豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市の杷木(はき)地区。先週末、災害ボランティアに駆け付けた姉妹都市・高鍋町の有志一行に同行したが、その壮絶な被害状況に言葉を失った。
一陽来福 福岡発
土砂が堆積し、元の川幅が分からなくなった赤谷川の支流=福岡県朝倉市杷木

土砂が堆積し、元の川幅が分からなくなった赤谷川の支流=福岡県朝倉市杷木


 九州北部豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市の杷木(はき)地区。先週末、災害ボランティアに駆け付けた姉妹都市・高鍋町の有志一行に同行したが、その壮絶な被害状況に言葉を失った。

 道路沿いの赤谷川の支流は、元の川幅が分からないほど氾濫。あふれ出た土砂をかき分け、災害派遣の自衛隊員による行方不明者捜索が行われていた。裏山の土砂が家の中に流入し、やっとの思いで避難したという女性は「こうなる前は橋がない所でも歩いて渡れる川だったのに」と写真を見せてくれた。穏やかで、美しかった。目の前の光景と同じ所と思えないほどに。

 家の中の土砂をかき出す作業など、復旧は人の手に頼る部分が大きい。ただ、同地区のボランティアスタッフによると、週末は1日に800~1000人ほどが集まるが、平日は100人に満たない日もあるという。「台風シーズンが来る前に復旧のめどを立てたいのだが絶対的に人手が足りない」と住民の不安を代弁する。

 現場ではチームで動ける団体での参加を重宝している。実際に行政や社会福祉協議会をベースにしたグループだけでなく、企業ベースのチームも活躍していた。こんなときこそ「九州は一つ」の思いで、可能な県内企業にも積極的に参加してほしい。
(鬼束功一)

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