みやビズ

2017年11月18日(土)
記者コラム / 鬼束功一

観光誘客に写真の力

2017/05/12
 時がたつのも忘れて見入った。それほど霧島山やえびの高原がミヤマキリシマの大群落によって紅紫色に染まる風景写真は美しかった。新緑の緑、空の青との対比も鮮やか。えびの高原や韓国岳など行ったことはあるのに、この景色をまだ生で見ていないことが悔やまれた。
福岡市で開催された廣澤順也さんの写真展「深山霧島 EBINO COLORS」

福岡市で開催された廣澤順也さんの写真展「深山霧島 EBINO COLORS」

一陽来福 福岡発

 時がたつのも忘れて見入った。それほど霧島山やえびの高原がミヤマキリシマの大群落によって紅紫色に染まる風景写真は美しかった。新緑の緑、空の青との対比も鮮やか。えびの高原や韓国岳など行ったことはあるのに、この景色をまだ生で見ていないことが悔やまれた。

 4月下旬、福岡市中央区のソニーストア福岡天神αギャラリーで、元えびの市地域おこし協力隊員で写真家の廣澤順也さん=えびの市在住=の写真展「深山霧島 EBINO COLORS」が開かれた。ミヤマキリシマが名の由来とする「霧島」の魅力を、写真の力で強烈にアピールした。

 人を動かす原動力の一つは欲求だろう。観光資源として美しい景観があっても、「見たい」という人がいなければ入り込み客数の増加は期待できない。その点で優れた写真の“欲求を刺激する力”を生かさない手はない。今回の写真展であらためてそう感じた。

 今月下旬にはえびの市で、見頃を迎えるミヤマキリシマの写真撮影ツアーが予定されており、福岡市民の参加申し込みも多くあったと聞く。福岡からえびの高原、霧島山まで高速道路を使って2時間半。絶景が見られる高揚感、見た後の満足感があれば、あっという間だろう。
(鬼束功一)

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