みやビズ

2019年10月14日(月)
記者コラム / (真)

県内のヒット商品

2012/12/19
 年末も押し迫り、経済誌やコンサルティング会社などが2012年のヒット商品番付を発表している。スマホアプリ「LINE」「マルちゃん正麺」、「フィットカット カーブ」といった商品が上位にランクイン。デフレ経済や低迷が続く消費動向を反映してか、手軽に買える商品ばかりという印象だ。自動車もランクインしていたが、軽自動車、ハイブリッドカーと燃費を考慮した割安感がヒットにつながったのだろう。

 翻って、県内ではどうだろう。経済の動きを連日追っているわが経済部員にも協力してもらい、頭をひねったが、番付を作れるほどには出てこなかった。挙げられたのは、デイリーマーム(宮崎市)が開発し、今では月に1000万円を売り上げる菓子「ゴボチ」、宮崎駅にもあるスペイン風の居酒屋「バル」のほか、部長は強く青島の「パークゴルフ」を推していた。一方、「アイベックスエアラインズ」や全国的な流行を背景とした“便乗商品“なども候補に挙がったが、疑問符が付けられた。

 もちろん、県内経済の全てを網羅しているわけではないので、こぼれ落ちている商品やビジネスは少なからずあるだろう。しかし、アンテナを張らなくても自然に耳に入り、市場に大きく影響を与えたほどのモノは、残念ながらそう多くないのが実情ではないだろうか。

 わが身を省みて、「みやビズ」はどうなのかと考えてみる。経済界への浸透度、市場の立ち上がりなどを見ても、まだまだヒットへの道のりは遠く、“頑張り“が求められる余地は多く残されている。

 県内ヒット商品番付 その成功の裏に-。「ヒット商品なんて簡単に言うなよ」との声も聞こえてきそうだが、2013年の年末には、こんなタイトルの連載を打てるほどの動きを期待してやまない。(真)
 

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