みやビズ

2019年6月20日(木)
記者コラム / (真)

ちょっとした気遣い

2014/06/25
 行って不愉快になる店というのは、確かにある。その要因はさまざまあり、人によって感じ方に違いはあるだろう。先日、家族で訪れた県内の商業施設。不愉快は言い過ぎかもしれないが、今後、家族連れでは足を運ぶことはないかもしれない。

 子供服売り場にある「キッズスペース」はお世辞にも清潔とは言えず、掃除しているのかと疑いたくなるほど。ベビーカーを探せばどのフロアにも見当たらず、店員に置き場所を尋ねても解決しない。子どもを落ち着かせようとジュースを買いに行った店は、店員がカウンターで弁当を広げる常連とのおしゃべりに忙しく、接客もそっちのけだった。

 個人的な意見だが、商業施設でのサービスは、都市部に比べ地方は質が低いと感じる。品ぞろえで劣り、サービスまで負けたら、客足をつなぎ留められる理由は「近さ」だけになってしまう。なるべく地元にお金を落としたい-と考える地元紙記者としては、寂しいことである。

 以前、このコラムで、コンビニでお釣りを受け取る際、店員が手の甲にそっと手を添える行為を「過剰」と指摘したことがある。その内容に納得する人もいれば、「結構好きなんだけど…」という反応もあった。

 誰もが満足し、納得できるサービスを実践するのは難しい。だが、客を不快にさせない店づくりは、ちょっとした気遣いがあればいい。お金を掛けずに、店の魅力を高めてほしい。(真)

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