みやビズ

2019年9月16日(月)
記者コラム / (島)

中小企業振興条例

2012/11/21
 中小企業振興のための方針や体制整備などを明確化した「中小企業振興条例」を制定する動きが県内で進んでいる。背景にあるのは、県内企業約4万社のうち9割強を占める中小企業が、地域経済の発展に貢献し、地域社会の担い手として重要な存在であるという認識。全県的に中小企業を支援することで経済活性化を図る狙いだ。これに並行して、市町村単位での動きもあり、川南町などは口蹄疫被害復興の長期的な基盤になるものとして、官民が一緒になって議論を重ねているようだ。

 先日、県中小企業家同友会が宮崎市で開いた勉強会では、既に条例を制定している千葉県の関係者らが制定までの経緯や効果などを語った。特に印象的だったのが、制定までに行政担当者と中小企業者を交えた「地域勉強会」という名の会合を40回以上実施し、延べ900人以上が参加したということ。「制定が目的ではなく、制定までの過程が大切」というニュアンスの言葉を繰り返していた。

 2013年4月の制定を目指す本県も先日、中小企業者の生の声を条例に反映させようと意見交換会を開いたほか、現在、条例骨子案に対するパブリックコメント(意見公募)も実施中で、HPから骨子案を閲覧でき、意見も寄せられる。当事者である中小企業者の中にまだチェックしていない人がいるならば、まずはのぞいてみてはいかがだろうか。(島)

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