みやビズ

2019年6月27日(木)
記者コラム / (島)

占いビジネス

2012/08/29
 最近「四大占術でみる誕生日大辞典」という分厚い本を購入した。365日、生まれた日ごとの性格の傾向や職業適性などが事細かに書かれたもの。信じる信じないは別にして、誰しも興味をそそられる部分はあるようで、持参する先々で話題の種になっている。

 新聞や雑誌、テレビなどで目にしない日はないほど世の中にあふれる占い。その市場規模は1兆円ともいわれ、最近はインターネットサイトやスマートフォンのアプリなども多く見掛ける。「何かに頼りたい」「自分を客観的に分析してほしい」「後押しがほしい」など、人間関係の希薄化や不透明な社会情勢といった時代背景を反映している側面もあるのかもしれない。

 かくいう自身も占いは嫌いではない。「当たるらしい」との情報を聞きつけ足を運ぶこともしばしば。「徳川家康と同じ手相」と言われ大喜びし、「恋愛には縁遠い」の言葉に肩を落とすなど、”気休め”程度に楽しんでいる。

 弱みにつけ込む悪徳な商売はいけないが、「求められている情報を与える」という観点からは、個人的には十分に可能性を秘めた魅力的なビジネスの切り口だと思う。(島)

アクセスランキング

ピックアップ