みやビズ

2019年6月20日(木)
記者コラム / (KO)

宮崎-福岡線、14往復へ

2012/01/18
 新規航空会社のアイベックスエアラインズ(IBEX、東京)が宮崎と福岡、大阪(伊丹)を結ぶ路線就航を計画している。潜在需要を見据えてのことで航空各社にとっては競争激化への心構えも必要だが、利用者には運賃値下げへの期待が高まる。需要の深掘りによる利用活発化を考えれば、本県にとって歓迎すべきことだろう。

 ビジネス客の多い宮崎-福岡線はこれまで日本航空(JAL)グループ1社の9往復で担ってきた。それがここにきて、全日本空輸(ANA)が2往復の再開を表明。IBEXは3往復を計画するため、すべて就航すれば14往復と、かなりにぎやかになる。同線は朝夕に混雑することが多く、取りこぼしてきた需要も少なからずあっただろう。

 加えて競争によって値下げも実現すれば、新たな客の掘り起こしにもつながる。これまで福岡に向かう手段は格安の高速バス、割高の航空機という二極的なイメージがあった。2011年、九州新幹線の全線開通に伴い、バスと新幹線がセットになった「B&Sみやざき」が“中間的”料金体系として参入。ここに航空運賃値下げも重なれば客の選択肢がさらに増える。だが、航空会社にとって安易な値下げは収益低下を招き、自分で自分の首を絞めることになる。そのあたりの調整が難しいところだが、県民の利便性や観光浮揚、他産業への効果など、大いに有意義なものになってほしい。(KO)

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