みやビズ

2019年6月27日(木)
記者コラム / (KO)

幅広い意見の吸収必要

2011/12/21
 買う気がなくても、本屋をぶらぶらするのが好きだ。最近本屋を冷やかしていると、環太平洋連携協定(TPP)の関連本を集めたコーナーがあった。近づくと、それらはTPPに不安を呈す本ばかり。農業県である本県が反対の風潮にあることに気を使ったのかもしれないが。

 「TPP」という言葉はここ数カ月、新聞、テレビ、経済誌等で頻繁に見かけるようになり、政治家、評論家、各産業関係者らが連日活発に議論している。しかし、市民レベルの認識はどうだろう。情報は山ほどあるが、まだ胸にスッと入ってくる状態ではないのではないか。

 産業別で意見が全く違うことは当然の帰結だが、それぞれの主張を聞くとどちらに利があると判断するのは難しい。さらに、同じ業界でも意見が分かれている場合もある。表面上は議論が活発化しているようにも見えるが、地域や立場によってはなかなか表立っては意見を言いにくいケースもあるだろう。その中で私たちは偏った意見ばかりではなく、幅広い情報をもっと吸収する必要がある。それらを自分なりに精査して意見を持つことが国民的議論の盛り上がりにつながると思う。(KO)

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