みやビズ

2019年6月27日(木)
記者コラム / (KO)

空前のジョギングブーム

2011/11/02
 経済部7人で綾町の綾照葉樹林マラソン5キロの部に出場した。方々の大会で孤独のランナーよろしくスタートまで鼻歌に意識を向けるぐらいしかなかった身としては、涙ぐむほどのにぎやかさ。おまけに日ごろから行いの良いメンバーが交じっていたせいか、昨年の豪雨から打って変わって好天に恵まれた。

 自分以外はほぼマラソン大会初出場とあって、それぞれが期待と不安を抱えながらのスタートだったが、全員が力を出し尽くしてゴールした。汗にまみれたメンバーの笑顔がいつもと違って見えたのは気のせいだろうか。

 それにしても、空前のジョギングブームであることをあらためて感じた。シーズンの幕開けとなる同大会には県内外から7200人が参加。その関係者も合わせれば1万人以上が集まった計算になり、それ相当のお金も同町に落とされたに違いない。これから各地域で大会がめじろ押しで、12月の青島太平洋マラソンには過去最高の1万3000人以上がエントリーしている。

 近年、「旅ラン」という造語も出てきたように旅行先でジョギングする、または大会に出るという観光形態が定着しつつある。ただ走るというシンプルな行為だが、その土地の自然や町並みを全身で感じることで「また来たい」と思うランナーも少なくないだろう。それは受け入れる側にとってリピーターを増やすチャンスであり、もはやマラソン大会という枠を超えて、立派な観光ツールと位置付けていいかもしれない。(KO)

アクセスランキング

ピックアップ