みやビズ

2019年6月16日(日)
記者コラム / (KO)

最良の再生策願う

2011/10/12
 民事再生手続き中の百貨店「都城大丸」を経営する大浦(都城市)の計画案提出期限まで、約2カ月半となった。スポンサーを選定するにせよ、別の手を打つにせよ、ある一定の形が求められる時期にきている。そもそも、年初からの地域的、全国的な災害の影響でスポンサー探しが難航し、8月31日であった提出期限を延長するという経緯をたどってきたことは周知だ。

 今回の場合、スポンサー探しには大きく分けて二つのポイントがある。一つは再生を果たし、債権者に対してどこまで弁済ができるか。これはどの企業の場合でも真っ先に命題となることで、関係者の神経はここに集中する。二つ目は、いかに中心市街地を再生させるか。都城大丸の閉店によって周辺商店街は大きな打撃を被った。にぎわいを取り戻し、さらに施設の黒字化を図るには、それなりに魅力的なものにしなければならない。

 経済低迷の中でこの二つを満足させるスポンサーを探すことは酷な部分もあろう。交渉時に足元を見られることもあるかもしれない。しかし、依然としてあの場所と施設は大きな魅力と可能性を秘めていることに変わりはない。提出期限という法的なタイムリミットは近づいているが、いま施せる最良の方策が見つかることを切に願う。(KO)

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