みやビズ

2019年10月17日(木)
記者コラム / 高森千絵

セガサミーの戦略は

2012/03/28
 秋葉原に足を運んだのは大学時代以来だと思う。20年近く前のことなので当時の街の様子はほとんど覚えていないが、随分変わったに違いにない。現在は街中にはAKB48やゲームキャラクターの広告があふれ、電化製品を買いに来た中国人らとすれ違うことも多い。多様な年代、人種があふれ新たな文化を生み出す秋葉原は、ゲーム業界にとっても魅力的なマーケットという。3月26日にシーガイアを買収したセガサミーホールディングの子会社・セガもこの街で近年、集中的に店舗を展開している。

 ゲームを含めた遊技機に疎い自分だからかもしれないが、この業界の競争の厳しさには驚かされる。セガの広報担当者によれば、人気機器を除いて業務用ゲーム機器の平均寿命は半年。「新鮮さ」が命で生き残っていくには毎年、新たな機器やソフトを何種類も発売しなければならないという。まさに開発力が問われる世界だ。ここ数年では急速に拡大するスマートフォンやソーシャルネットワーキングサービスへの対応にも経営資源の比重を置き始めているという。

 市場ニーズに敏感に反応し、しのぎを削ってきたセガサミーグループ。「総合エンタテイメント企業」を掲げる同グループがどんな戦略を描き、地方のリゾート施設をどんな方向に転換していくのか。グループが持つ豊富なノウハウや多彩なアイデア、人材に県民も期待している。(絵)

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